鉢窪山(はちくぼやま)は、
伊豆東部火山群の仲間で、約1万7000年前に噴火した火山です。スコリア(噴火で吹き上げられたマグマのしぶき)が火口のまわりに降りつもってできた「スコリア丘(きゅう)」で、お椀を伏せたような特徴的な姿を
浄蓮の滝の駐車場付近や
道の駅「天城越え」付近から眺めることができます。
この噴火では鉢窪山のふもと付近から溶岩が流れ出し、平たい土地や浄蓮の滝を作り出しました。
遊歩道を歩くと約50分ですり鉢状の噴火口のある山頂に到着します。また、北側を眺めると、天気の良い日には遠くに富士山を望むこともできます。