伊豆半島ジオパーク Izu Peninsula UNESCO Global Geopark

西伊豆

三四郎島とトンボロ

三四郎島とトンボロ現象

  • 見る角度によって3つにも4つにも島が見えることから、三四郎島と呼ばれています。
    かつての海底火山の地下にあったマグマの通り道のなごりです。
    三四郎島の陸側には、島を回り込んできた波によって石や岩がたまり、細長い浅瀬ができています。干潮時には浅瀬が海上に姿を現し、海岸から対岸の三四郎島へと歩いて渡ることができます。こうした現象を「トンボロ現象」といいます。海上に姿を現した細長い道にはさまざまな海の生物が取り残され、いきもの観察の適地でもあります。

    4つの島からなる「三四郎島」では、マグマが冷えて固まる際に収縮してできる柱状節理が見事。
    三四郎島のひとつ「象島」は柱状節理のつくる模様が本物の象のようです。この島の象っぽい姿は遊覧船からよく見えます。

    源氏の家来だった伊豆の三四郎にまつわる悲恋の伝説も残ります。
    この海を含む天草の水揚げは日本一を誇り、その天草で作ったところてんは絶品です。

基本情報

  • 売店あり
  • トイレあり
  • 駐車場あり
  • バリアフリー
観光情報
トンボロが見られるのは干潮時のみです。
付近の海の干潮時刻・潮高は西伊豆町のwebサイトに掲載されています。
危険情報
干潮時に現れる磯は海藻や藻などで滑ります。
走ったりせずに磯の生き物などをゆっくりと観察しましょう。
潮が満ちてくると、海の中の道はなくなってしまいます。余裕をもって行動しましょう。
アクセス
 
トイレ
 
売店・休憩所
 
駐車場情報
 

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