807年に空海によって開かれたといわれる修善寺を中心とした歴史ある温泉。
修禅寺には国指定重要文化財の大日如来などが安置されています(普段は非公開)。
修善寺温泉は、約50万年前まで噴火を繰り返していた
達磨火山の麓の谷あいに位置します。温泉場から4kmほど上流の
修禅寺奥の院(地図)では、板状節理が刻まれた達磨火山の溶岩流も見ることができます。
達磨火山の谷の中を流れる桂川沿いには海底火山噴出物が分布します。達磨火山の下にあった地層が浸食によって姿を現したものです。
修善寺の温泉は、この地層の中から湧き出しています。