火山の地下には地下深くからマグマが通ってくるマグマの通り道があります。このマグマの通り道が地殻変動などで隆起して地表に姿を現したものを「火山の根」と呼んでいます。千貫門(せんがんもん)はこの「火山の根」の一部で、巨大な岩の中央部には波の浸食によりできた海食洞が「門」を形作っています。
この「門」は
烏帽子山の山頂にある雲見浅間神社の門(浅間門 せんげんもん)ともされています。また、この岩を見ることが「千貫(せんがん)の価値がある」ということで「千貫門」と呼ばれるようになったとも言われています。