伊豆半島ジオパーク Izu Peninsula UNESCO Global Geopark

中伊豆

水晶山・大仁橋

  • 三島と下田を結ぶ「下田街道」。
    現在は国道136号線が水晶山の対岸を通っていますが、かつてはこの下田街道が伊豆の南北交通の要でした。
    三島を出発した下田街道は、ここ大仁橋で初めて狩野川を渡ります。
    古くは渡し船で狩野川を渡っていましたが、明治の中ごろに橋がかかりました。
    狩野川の氾濫などにより何度か橋が架けかえられ、2008年から使われている現在の大仁橋は五代目になります。
    水晶山のふもとにある「ポケットパーク」では、こうした水害と向き合ってきた人々の歴史も学ぶこともできます。

    水晶山は標高60mほどの小さな山ですが、山頂やふもとからの狩野川の眺めはすばらしく、地域の方に愛されてきました。山の上部には、海岸で特徴的にみられるウバメガシが見られます。内陸部でこうしたウバメガシが群生しているのは珍しいことです。
    この山は伊豆が海底火山だったころの地層で、かつては水晶も採れたということです。
    水晶の鉱脈は、対岸の大仁金山の金銀と同じように、地下の高温の温泉水の影響で鉱脈ができたと考えられます。
左:ポケットパークから対岸を見ると、狩野川台風で被災した三代目大仁橋の橋台が川の中に取り残されています。
右:旧大仁橋のたもとには、天城山で切り出した材木を集めて組んだ筏をつなぐための杭の跡が残っています。

基本情報

  • 売店あり
  • トイレあり
  • 駐車場あり
  • バリアフリー
観光情報
 
危険情報
 
アクセス
伊豆箱根鉄道大仁駅から徒歩約5分
トイレ
 
売店・休憩所
 
駐車場情報
なし

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