修禅寺奥の院
修禅寺奥の院は修善寺温泉にある本堂から修善寺川(桂川)沿いに上流に向かい、支流の湯舟川で折れてさらに3kmほど上った位置にあります。仏法修業のために諸国を旅していた若き弘法大師が修業をした場所といわれ、真言によって魔族を封じた伝説が残されています。この地は天魔地妖が多く修行の妨げとなったため、大師が大空に向かって経文を書き、馳籠(かりごめ)の窟(いわや)に閉じ込めたとされています。馳籠の窟のまわりの壁は岩がうすい板状に細かく割れて独特の景観をつくっています。このような構造は板状節理(ばんじょうせつり)と呼ばれ、溶岩が冷える際にできた割れ目であると考えられます。崖に露出している溶岩は達磨山火山から流れ出た溶岩流で、緻密な安山岩でできています。達磨山はおよそ50万年から80万年前に活動した大型の陸上火山で、北西に位置する大瀬崎火山、井田火山とともに達磨山火山群を構成しています。
基本情報
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- アクセス
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修善寺温泉から車で約10分
- トイレ
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修禅寺奥の院のトイレが利用できます。
- 売店・休憩所
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- 駐車場情報
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修禅寺奥の院の駐車場が利用できます。
アクセスマップ
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