溶岩やマグマは冷えて固まるとき、少しだけ体積が小さくなって縮みます。冷えていく溶岩やマグマ全体が縮むときに5角形や6角形の柱状の割れ目ができます。これを柱状節理(ちゅうじょうせつり)といいます。 溶岩が川の流れや波で侵食されたり、地下にあったマグマ(が冷えたもの)が隆起して地表に姿を現したりすると、それらの中にできていた柱状節理が私たちの目の前に現れます。 伊豆半島の各地では、海岸では切り立った迫力ある崖として、川の中では滝の背後に、時には巨大な岩山として、柱状節理がつくるふしぎな風景が見つかります。
三四郎島とトンボロ
西伊豆
見る角度によって3つにも4つにも島が見えることから、三四郎島と呼ばれています。 かつての海底火山の地下にあったマグマの通り道のなごりです。 三四郎島の陸側には、島を回り込んできた波によって石や岩が...
ジオサイト 文化・歴史 海底火山の時代 柱状節理 ゆるキャン△
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龍崎の蛇くだり
南伊豆
妻良の港から湾の出口方面を見ると、高い崖に露出したしましまの地層を縦に断ち切る模様が見えます。 地層の縞模様を断ち切る斜めのこのライン。 海底にたまっていた火山灰や土石流の地層の亀裂を押し広げ...
ジオサイト 海底火山の時代 しましま 柱状節理 岩脈
浮島海岸
地下深くからマグマが地表を目指して移動するとき、上昇するマグマは亀裂を作りながら亀裂の中を移動してきます。そのため、マグマが移動した後には、亀裂の中でマグマが固まり、板のような形をした「マグマの通り道...
ジオサイト 海底火山の時代 柱状節理 岩脈
滑沢渓谷
中伊豆
「滑沢渓谷」バス停から林道を下りると、狩野川の上流の本谷川に至り、その付近に西側から合流している滑沢渓谷を見ることができます。 滑沢渓谷の底につづく滑らかな一枚岩は、谷を埋めて流れた溶岩であり、その...
ジオサイト 物語の舞台 伊豆東部火山群の時代 動く大地 柱状節理
蛇滝
東伊豆
辺りの岩の模様が蛇のうろこのように見えることからへび滝と名付けられました。これは溶岩が冷えて収縮したために柱状になった「柱状節理」と呼ばれます。柱状節理は、溶岩が冷える方向(普通は溶岩上部の空気に接し...
ジオサイト 伊豆東部火山群の時代 動く大地 滝・湖 柱状節理 河津七滝
猿田淵
猿田淵は、河津七滝の最も上流にある釜滝よりもさらに上流にあります。 この区間では、川底に登り尾南火山の溶岩が現れ、磨き上げられた溶岩の上を滑るように川が流れていきます。
ジオサイト 伊豆東部火山群の時代 動く大地 柱状節理
佐ヶ野川遊歩道
約3万6000年前の噴火で鉢ノ山から流れ出した溶岩の一部は、現在の佐ヶ野川に沿って流れ下ってきています。 佐ヶ野川と県道14号線の交差地点付近から、佐ヶ野川に沿って遊歩道が整備されています。 この...
伊豆東部火山群の時代 動く大地 柱状節理
出合滝
2つの流れがここで出合ってひとすじの流れになる合流点です。流れ込む水の青さが印象的。 登り尾南火山の溶岩流が滝の両側に美しい柱状節理を作り出しています。
初景滝
高さ約10m、幅約7mの滝で、白い流れと「伊豆の踊子と私」のブロンズ像が自然の中で調和し、伊豆の踊子の叙情をかもし出します。 記念写真スポット。大型バスの駐車場のある七滝観光センターから初景滝まで、...
ジオサイト 物語の舞台 伊豆東部火山群の時代 動く大地 滝・湖 柱状節理 河津七滝
大滝
七滝の中で最下流部にある最大の落差をもつ滝で高さは30m、約幅7m。 柱状節理が美しく、滝の脇には温泉が湧き出しています。 ナチシダの北限地として天然記念物にも指定されています。
ジオサイト 生物多様性 伊豆東部火山群の時代 動く大地 滝・湖 湧き水・温泉 柱状節理 河津七滝
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