溶岩やマグマは冷えて固まるとき、少しだけ体積が小さくなって縮みます。冷えていく溶岩やマグマ全体が縮むときに5角形や6角形の柱状の割れ目ができます。これを柱状節理(ちゅうじょうせつり)といいます。 溶岩が川の流れや波で侵食されたり、地下にあったマグマ(が冷えたもの)が隆起して地表に姿を現したりすると、それらの中にできていた柱状節理が私たちの目の前に現れます。 伊豆半島の各地では、海岸では切り立った迫力ある崖として、川の中では滝の背後に、時には巨大な岩山として、柱状節理がつくるふしぎな風景が見つかります。
橋立 大淀・小淀
東伊豆
橋立の海岸は約4000年前、大室山の溶岩流が海に流れ込んで作られた城ヶ崎海岸の一部です。城ヶ崎自然研究路にある長さ60m、高さ18mの橋立吊り橋はスリル満点です。 つり橋の近くにある岬に降りると見事...
ジオサイト 生物多様性 伊豆東部火山群の時代 動く大地 柱状節理 城ヶ崎海岸
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宇根
約4000年前、大室山の溶岩流が海に流れ込んでこの周辺の海岸線ができました。 宇根の展望台からは富戸海岸と城ヶ崎海岸に流れ込んだ溶岩が一望できます。 付近の海岸には、江戸城築城のために切り出された...
ジオサイト 文化・歴史 伊豆東部火山群の時代 動く大地 眺望ポイント 柱状節理
城山
中伊豆
火山の地下には地下深くからマグマが通ってくるマグマの通り道があります。このマグマの通り道が地殻変動などで隆起して地表に姿を現したものを「火山の根」と呼んでいます。特異な岩山の風景が訪れる者の目を引く城...
ジオサイト 柱状節理 ゆるキャン△
中木の柱状節理
南伊豆
火山の地下には地下深くからマグマが通ってくるマグマの通り道があります。このマグマの通り道が地殻変動などで隆起して地表に姿を現したものを「火山の根」と呼んでいます。 中木港には、海底火山の噴出物を貫い...
ジオサイト 海底火山の時代 柱状節理
カニ滝
美しい渓流の中にひっそりと佇む、高さ約2m、幅約1mの小さな滝。滝壺の横の水流で削られた柱状節理の膨らみがカニの甲羅のように見えるので「カニ滝」と名付けられたと言われています。
ジオサイト 伊豆東部火山群の時代 動く大地 滝・湖 柱状節理 河津七滝
蛇滝
辺りの岩の模様が蛇のうろこのように見えることからへび滝と名付けられました。これは溶岩が冷えて収縮したために柱状になった「柱状節理」と呼ばれます。柱状節理は、溶岩が冷える方向(普通は溶岩上部の空気に接し...
猿田淵
猿田淵は、河津七滝の最も上流にある釜滝よりもさらに上流にあります。 この区間では、川底に登り尾南火山の溶岩が現れ、磨き上げられた溶岩の上を滑るように川が流れていきます。
ジオサイト 伊豆東部火山群の時代 動く大地 柱状節理
佐ヶ野川遊歩道
約3万6000年前の噴火で鉢ノ山から流れ出した溶岩の一部は、現在の佐ヶ野川に沿って流れ下ってきています。 佐ヶ野川と県道14号線の交差地点付近から、佐ヶ野川に沿って遊歩道が整備されています。 この...
伊豆東部火山群の時代 動く大地 柱状節理
出合滝
2つの流れがここで出合ってひとすじの流れになる合流点です。流れ込む水の青さが印象的。 登り尾南火山の溶岩流が滝の両側に美しい柱状節理を作り出しています。
初景滝
高さ約10m、幅約7mの滝で、白い流れと「伊豆の踊子と私」のブロンズ像が自然の中で調和し、伊豆の踊子の叙情をかもし出します。 記念写真スポット。大型バスの駐車場のある七滝観光センターから初景滝まで、...
ジオサイト 物語の舞台 伊豆東部火山群の時代 動く大地 滝・湖 柱状節理 河津七滝
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恵比須島
鮎壺の滝
大室山
丹那断層公園
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