伊豆半島は、今よりもはるか南の海で生まれた海底火山の集まりでした。火山活動を繰り返しながらプレートの北上とともに移動して本州に衝突し、現在の半島の形になりました。
伊豆が半島となってからしばらくは、陸上のあちこちで噴火が続き、現在の伊豆の骨格を形づくるような大きな火山をつくる時代が続きました。これらの火山は、火口の位置をあまり変えずに何度も噴火を繰り返して、大きな山をつくる複成火山とよばれるタイプの火山です。
陸上大型火山は、大きな地形をつくっていますので、その雄大な姿をあちこちから眺めることができます。