伊豆ジオ検定、708人が受検 富戸小学校では６年生全員

2021.09.17

伊豆半島ジオパーク推進協議会が7月1６日から8月31日まで実施した第10回ジオ検定３級の結果がまとまりました。受検者数は708人で、2年連続の伸び。特筆点としては、従業員全員(136人)が受検したマックスバリュ函南店、6年生全員(22人)が受検した伊東市立富戸小学校、従業員15人が受検した北川温泉望水の3カ所で団体受検がありました。

今回の受検者数708人は、世界認定をきっかけに914人が受検した2018年、827人が受検した初回に次いで過去３番目。一部のスーパーマーケット(ナガヤ、マックスバリュ、アオキ)が今回初めて店舗に検定の案内チラシを配架しました。駅、営業所(伊豆急行、伊豆箱根鉄道、東海バス)でも配架してもらっており、受検者数押し上げの要因になったとみています。

平均年齢は45.1歳で、最年長は84歳、最年少は8歳でした。合格者は700人(合格率98.9%)。50点満点を獲得したのは11人。

受検方法では、前年に引き続き、ウェブ上でも回答できるウェブ受検方式を継続。過半数の56%(前回は45%)がウェブ受検しました。

市町別では、富戸小学校効果もあり、伊東市が107人と最多。次いでマックスバリュ函南店効果で、函南町100人、三島市92人、伊豆の国市45人でした。伊豆半島ジオパーク域内15市町が536人(構成比76%)、域外の静岡県内31人(４%)、県外141人(20%)でした。

以上