ミシュラン・グリーンガイドにジオサイト掲載

2020.03.02

17日に販売開始された「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」第6版に、河津七滝など伊豆半島ジオパークのジオサイト8カ所が一挙に追加されました。ミシュランガイドは、フランスのミシュラン社が日本を訪れる外国人向けに発行している旅行ガイドブックであり、観光誘客に大きな弾みとなることが期待されます。伊豆半島ジオパーク推進協議会では、一昨年のユネスコ世界認定に続き、国際的な評価を受けたものと受け止めています。

ミシュラン社は、①第一印象②ユネスコの世界遺産などの公的評価③本物としての魅力と調和－を含む9つの基準に従って、約2年ごとに「グリーンガイド」を改定しています。さらに、個々の掲載地について、★★★「わざわざ旅行する価値がある」、★★「寄り道する価値がある」、★「興味深い」と星なしの4段階でお勧め度を評価しています。

今回の第6版では、全国で157カ所が新たに掲載され、うち8カ所が伊豆半島でした。8カ所は、★★が河津七滝、石廊崎、城ヶ崎海岸、★が大室山、龍宮窟、天窓洞、星なしが伊東、東海館で、いずれもジオサイト(伊東、東海館は同じ伊東温泉ジオサイト)が入りました。

ミシュラン社は改定に先立ち現地視察を行っています。昨年6月、同社の調査員とみられるフランス人からの依頼を受け、(一社)美しい伊豆創造センターと当推進協の職員がジオガイドとともに、新規掲載地となったジオサイトなどを案内しました。

以上