2015.05.11
伊豆半島ジオパークの世界ジオパークネットワーク(GGN)加盟に向けて、専門家による現地審査が6月9日から11日までの日程で行われることが11日、決まりました。現地審査はGGN加盟の可否を決定する上で最も重要なプロセスです。海外の審査員2人が堂ヶ島、城ケ崎などのジオサイトやビジターセンターを訪れて、地質学的価値や保全状況、教育への活用などをチェックすることになります。
【審査員の横顔】
名前 | Jin Xiaochi (金小赤) ジン・シャオチー |
国籍 | 中国 |
現職 | 中国地質科学院地質研究所研究員 GGN事務局メンバー |
横顔 | 1961年11月生まれ(53歳) 国際地球科学プログラム(IGCP)科学委員会メンバー(2009-2012) |
審査歴 | 2014年 山陰海岸GP再認定、阿蘇GP新規認定 |
名前 | Mohd-Shafeea Bin Leman モハド・シャフィーア・ビン・レーマン |
国籍 | マレーシア |
現職 | マレーシア国立ケバングサン大学教授 |
横顔 | 1956年11月生まれ(58歳) 古生物学が専門 2010年 第4回ユネスコ世界ジオパーク会議議長 |
審査歴 | 2009年 洞爺湖有珠山GPの新規認定 |
【審査日程、場所】
具体的な日程、審査場所はこれからの検討になります。確定次第、お知らせします。
主な審査項目
地質学的・地形学的特徴、説明案内板、ジオサイトの損傷予防措置、運営組織、ジオツーリズム、常駐専門家、ガイド、環境教育プログラム、地域経済との関係など。
現地審査の意義
伊豆半島ジオパーク推進協議会は昨年12月、世界ジオパークネットワーク(GGN)に申請書を提出しました。今回の現地審査の結果を踏まえて、今年9月に兵庫県や鳥取県などで開催される国際会議(アジア太平洋ジオパークネットワークシンポジウム)で加盟の可否が発表されることになります。
以上