12月7日に修善寺防災シンポ 北伊豆地震から学ぶ－ウォーキング、パネル展も

2021.11.19

修善寺地域福祉委員会(遠藤康博代表)は12月7日(火)、修禅寺檀信徒会館でシンポジウム「自分だけは大丈夫と思っていませんか？」を開きます。修善寺地区では1930年11月発生の北伊豆地震で22人が犠牲になりました。シンポジウムでは当時の惨状を学ぶことを通じて、防災の在り方を考えます。

北伊豆地震では、ため池の土手が決壊し、神戸川沿いに流れた土石流が修善寺の集落を襲いました。同福祉委員会は11月26日(金)にはジオガイドが災害史を案内する神戸川ウォーキング、同日から12月11日(土)まで「ののはな」で修善寺災害の写真パネル展を開きます。一連のイベントは地元のジオガイドが中心となって企画したもので、当推進協と伊豆半島ジオガイド協会中伊豆エリアは協力、伊豆市とFMISみらいずステーションは後援します。

シンポジウムは午前9時30分開会。当時の惨状を伝え聞いている方が被災当時の体験談を紹介します。また、修善寺を流れる桂川の氾濫にも触れます。推進協の遠藤大介研究員は土石流発生のメカニズムやハザードマップの見方、今年7月の熱海土石流との比較などを説明、参加者がどうしたら命を守ることができるか、考えてもらうきっかけを提供します。参加費無料、定員50人。お問い合わせは 090-9194-0205 (池田)まで。

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