2018.07.03
函南町丹那(かんなみちょうたんな)で作られている「丹那牛乳」。
静岡県東部で育った人の中には、学校給食で飲んでいた方も多いのではないでしょうか?
このたび、丹那牛乳の200ml入りパッケージにジオの小話が掲載されました。
このデザインの200ml入り丹那牛乳は静岡県東部の6市4町、159校の学校給食に1日50,000本、年間900万本出荷されています。一般販売140万本と合わせ、1年間に1000万本以上が提供されています。
小話は全部で16種類。伊豆半島全般の話と、個別のジオサイトに関する話を取り上げています。
使用する漢字は、地域学習が本格化する小学校4年生までに習う漢字を使用しましたが、市町名などの固有名詞は漢字表記のままとしてあります。
6月29日には函南町立丹那小学校の給食の時間にお披露目セレモニーを行いました。
函南町丹那は今でこそ酪農が有名な場所ですが、もともとはわさび栽培などがさかんな、湧水の豊かな地域でした。
酪農に転換した理由は地質の変化と密接に関わり合っており、こうした地質と地域社会との共存の歴史もジオパークの大きなテーマのひとつです。
丹那牛乳を飲みながらジオ小話を読み、伊豆半島のことをもっと知ってみませんか?
見どころの紹介>オラッチェ