2021.02.08
伊豆半島ジオパーク推進協議会は2月11日(木)、サントムーン柿田川(清水町)内の静岡ガスのエネリアショールーム柿田川で、体験型イベント「わさび漬け、その広がる世界」を開きます。昨年11月、同社と連携して始まった伊豆の食材を再発見する試み「ジオぱく 食の体験隊」の第2回。当日は推進協研究員とわさび漬け加工業者の説明に続いて、自分好みのわさび漬けにチャレンジします。
推進協と静岡ガスグループは1年間かけて、わさびをさまざまな角度から掘り下げるイベントを連続開催することで合意しています。昨年11月の初回はわさび丼を取り上げました。会場で参加者が密にならないように定員を半数に減らすとともに、受付で検温を実施するなどの感染防止対策を講じた上で開催することとしました。
わさびを酒粕に漬けたわさび漬けは静岡のお土産の定番となっています。当日は午前10時30分から、朝日克彦推進協専任研究員がジオの視点からわさび漬けの歴史を、山城屋(河津町)の山城好一代表取締役が生産・加工業者の視点から、現場での苦労や最近の傾向などを説明します。その後、エネリア料理教室のスタッフの指導の下で、参加者にわさびの茎や酒粕を自由にあえて、自分好みのわさび漬けをつくってもらいます。また、静岡県専門調理士連合会・瑞松会の猪爪康之会長が監修した新しいわさび漬けを使った料理を提供します。
定員は16人(先着順)。参加費は1500円。お問い合わせは、エネリアショールーム柿田川(電話055-991-5010)まで。
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