2022.01.17
伊豆半島ジオパーク推進協議会は2月23日(水)午後、伊東市観光会館(伊東市和田1-16-1)で、大室山研究発表会「プリンの不思議に迫る」を開きます。地元住民が研究の一端を知ってもらうことで大室山への理解を深め、ひいては誇りに思ってくれることを期待しています。市民向けの分かりやすい発表会ですので、気軽にご参加ください。
大室山は当ジオパークのシンボルともなっているジオサイト。きれいなプリン型の山体であること、斜面全体が緑に覆われていることなど、他の山にない特徴があります。それに着目して、いくつもの研究グループが研究活動を行っています。
東京大学大学院農学生命科学研究科の根本正之特任研究員は昨年から、大室山の山焼きが植生に及ぼす影響を調査しています。また、東京大学地震研究所の宮本成悟助教と静岡大学防災総合センターの小山真人副センター長(当推進協学術顧問)は宇宙線を使って山体内部構造の解析に取り組んでいます。
発表会は午後1時30分開会。根本、宮本、小山の3先生が順次発表し、質疑の時間も設けています。午後4時30分終了予定。東大地震研究所、東大院農学生命科学研究科、静岡大学、伊東市、池観光開発株式会社の後援を予定しています。
演題 | 講師 |
山焼きが大室山の日本らしい緑を守る | 根本正之氏 |
宇宙線で透視する火山の内側(仮) | 宮本成悟氏 |
小山真人氏 |
定員80人、参加費は無料。参加を希望される方はhttps://onl.tw/upz428k からお申し込みください。
以上