2021.08.30
伊豆半島ジオパーク推進協議会は30日、2021年度から25年度まで今後5年間の活動指針となる基本計画・行動計画を策定し、ウェブサイトに公開しました。基本計画は国連のSDGs(持続可能な開発)の理念を初めて盛り込んだのが特徴。「いつまでも住み続けたい、訪れたい、持続可能な地域となることを目指す」との目標を示しています。
推進協では昨年秋に基本計画策定に着手し、11月に原案を作成しました。その上で、今年2月にワークショップを開催したほか、4月からはパブリックコメントを募集。寄せられた提案、意見を踏まえて修正し、7月15日の総会で承認を得ました。
基本計画のビジョンは「輝く次世代(みらい)へ、動き続ける伊豆半島」。地域住民・事業者やジオガイド、訪問客らと連携しつつ取り組むことを強調しています。SDGsとの関係では、①生み続けられるまちづくりを②パートナーシップで目標を達成しよう③質の高い教育をみんなに④ジェンダー平等を実現しよう⑤働きがいも経済成長も⑥海の豊かさを守ろう⑦陸の豊かさも守ろう-の計7つのゴール達成に参画する姿勢を示しています。
その上で、①研究と保全②教育活動③ツーリズム・地域振興④災害リスクの軽減⑤運営体制の強化⑥ネットワーク活動の強化とパートナーシップ⑦普及広報・情報発信計画-の7分野にわたって、基本的な考え方と取り組み方針を盛り込んでいます。さらに行動計画で、年度ごとの事業計画を可能な限り数値目標にして示しました。
基本計画・行動計画は下記の推進協ウェブサイトから閲覧・ダウンロードできます。
以上