2021.07.07
大室山の入口に設置されていたジオパーク解説看板が更新されました。この解説板は地域の有志の寄付によって、更新経費全額を賄ったことが特徴。8日(木)午前9時から現地で簡単なお披露目会を開きます。
この場所の初代解説板は、ガイド団体のまちこん伊東(高橋亘会長)が2004年に、池観光開発株式会社(高橋義典代表取締役)の協力を得て設置しました。その後、2014年に盤面を刷新しましたが、最近ではひび割れなどの劣化が進んでいて更新が急務となっていました。
このため、まちこんは4月末に更新経費の寄付を募ることを決め、地元の事業者、個人に呼び掛けました。また、推進協も、世界ジオパークの再認定審査の一部が大室山で実施される可能性もあることから、この募金活動を支援しました。その結果、45の事業者、個人からの篤志が寄せられ、解説板を更新することができました。まちこんは7月8日付で解説板を池観光に移管し、今後は同社が管理することで合意しています。地域の寄付によって看板を更新したのは初めて。
推進協は盤面デザインで協力しました。新しくなった解説板の下辺には、「寄贈:まちこん伊東、管理:池観光、監修:推進協」の設置情報のほかに、「この解説板は地域の多くの皆さまのご協力によって設置されました」との文言が入っています。
以上