2021.03.03
株式会社Z会(本社・三島市)は1日、デジタル教材「防災・災害対応」を公開しました。この中でジオリアの水理実験模型「エムリバー」が取り上げられ、伊豆半島ジオパーク推進協議会は撮影に協力しました。ジオリアのエムリバーが教材となったのは初めて。
Z会は、子どもたちが興味を持ったときにさまざまなことを学べるように、ウェブ上にデジタルライブラリーをつくる経済産業省のSTEAMライブラリー構築事業で、コンテンツ開発事業者として受託し、昨年10月からコンテンツづくりを進めてきました。その中で、雨量増加に伴う河川の流れの変化、土砂の堆積と浸食、氾濫などを視覚的にとらえることができるエムリバーに着目。昨年12月にジオリアで撮影を行いました。
エムリバーは、傾斜をつけた水槽に、土に見立てた特殊なプラスチック粒を敷き詰め、上方から水を流すことによって人工的に川の流れをつくり出す実験装置。ジオリアの人気コンテンツの一つとなっています。
デジタル教材でエムリバーは、水害のメカニズムの一つである「川の自由蛇行」の理解を深める動画、推進協事務局員による説明など3カ所で紹介されました。エムリバーの撮影にあたっては、推進協研究員がアドバイスし、推進協顧問の静岡大学未来社会デザイン機構の小山真人教授も同教材内の防災・災害対応に関する解説動画に出演しています。
この動画は下記URLから視聴できます。
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