2021.03.30
静岡新聞社は30日、伊豆半島ジオパークの公式ガイドブックの改定版「伊豆ジオ100」(当推進協監修)を発行しました。ジオサイトなど100カ所を取り上げ、見どころ、成り立ちなどを紹介しており、伊豆地域の理解と観光の手引きとして活用してもらうことを期待しています。
公式ガイドブックの初版は2013年7月に発行しました。好評だったことから早い段階で在庫切れとなっていました。今回、当推進協が発足10年を迎えるのを機に全面的にリニューアルしました。ジオサイト解説などの監修にあたっては、推進協研究員が協力しました。
「伊豆ジオ100」は伊豆半島を東西南北中の5つのエリアに分け、それぞれ20カ所のジオサイトについて、写真とともに、その地形ができた背景、見どころ、楽しみ方、アクセス情報、危険な場所の注意情報などを紹介しています。例えば、韮山反射炉(伊豆の国市)では、なぜ韮山に建設されることになったかという歴史的背景や、炉体に伊豆石が使われていることなどが記載されています。
さらに岩や地形だけでなく、温泉、わさび、道祖神、植物、山城などをコラムとして取り上げており、どこのページからでも読めるように工夫してあります。
「伊豆ジオ100」はカラー刷り、192ページ、四六版変形、定価1540円(税込)。
以上