2020.11.20
伊豆箱根鉄道では25日から、韮山高校写真報道探究部員が制作した作品を車内に展示した「いずっぱこGEO TRAIN」を駿豆線で運行します。昨年3月からの韮山高校、昨年12月からの伊豆総合高校の作品を展示していたのに続く第3弾となります。伊豆各地のジオサイトを写真とジオ解説で紹介する内容であり、乗客にジオの魅力を知っていただくことを期待しています。
ジオトレインとなるのは、3000系3503編成。シール(縦10.8cm、横41.0cm)は全部で20種類あり、計約80枚が貼り出されます。伊豆半島ジオパーク推進協議会は今年4月に伊豆半島全域の高校30校に募集したほか、説明文の監修などで協力しました。
韮山高校の作品は、3年生の課題研究と写真報道探究部の紹介が6種類、源兵衛川(三島市)、割狐塚稲荷神社(長泉町)などのジオサイトなどが14種類。課題研究は今回、初めて登場したもので、「柱状節理の形態」「古狩野湾の復元」「マイクロプラスチックによる海洋汚染」などの研究の一端を展示しました。詳しい研究内容を知ることができるようにQRコードも付けました。
またこの電車には、ジオトレインであることを示すヘッドマークも付きます。
(作品例)
【取材参考】
同社の問い合わせ先は055-977-1207(鉄道部運輸課)です。伊豆箱根鉄道と同日発表です。
12月2日(水)15時10分に同電車が修善寺駅に到着し、15時27分に出発するまでの間、ホームで運行開始イベントを行います。取材は自由です。
以上