2020.09.28
伊豆半島ジオパーク推進協議会が7月17日から8月31日まで実施した第9回ジオ検定3級の結果がまとまりました。特筆すべきことは、伊豆市立修善寺中学校2年生のほぼ全員(102人)が受検したことで、学年単位での団体受検は初めて。受検者総数は昨年を上回る545人でした。
今回の検定では、受検の手間を省き、採点事務を効率化するために、従来の紙ベースに加え、ウェブ上でも回答できるウェブ受検方式を導入。その結果、45%がウェブ受検で回答しました。
修善寺中では、これまで総合学習の時間を利用して防災教育や伊豆学研究会の話を聞いていました。生徒にもっと地元のことを知ってもらおうと、生徒102人と教諭6人が受検しました(写真)。2年の学年主任、西原隆博教諭によると、「受検がきっかけとなって、生徒が分からないことを相談したり、行ってみたい気持ちが高まったりしている様子が見受けられたので、とても良い機会だった」と話しています。事業所では、伊豆高原かんぽの宿の従業員全員(33人)が今回初めて団体受検しました。
市町別では、修善寺中効果で伊豆市が122人と最多となりました。次いで函南町84人、伊東市59人、三島市52人でした。伊豆半島ジオパーク域内15市町が434人(構成比80%)、域外の静岡県内27人(5%)、県外84人(15%)となりました。平均年齢は39.7歳となり、昨年の48.5歳から大幅に下がりました。最年少は12歳、最高齢は79歳。合格者は528人(合格率97%)。50点満点が23人出ました。
以上
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