2020.08.12
日本ジオパーク委員会(JGC)による現地調査(審査)が8月18日(火)から4日間の日程で行われます。調査員は中田節也JGC委員長(東京大学名誉教授、防災科学技術研究所火山研究推進センター長)と糸魚川ジオパークの小河原孝彦学芸員。現地調査では、石廊崎オーシャンパークなどを視察し、2017年の世界審査で受けた改善指摘にどのように対応してきたかが焦点となります。
世界ジオパークでは4年ごとに世界審査と日本調査が行われます。伊豆半島ジオパークでは2015年6月、17年7月にそれぞれ世界審査を受けました。さらに来年、再認定に向けた世界審査が控えています。このため、今回の日本調査では、ユネスコから指摘された改善指摘への対応が焦点となります。課題が改めて浮き彫りになったときは、JGCは来年の世界審査までに改善するよう助言しますが、認定、却下、保留などの判定結果は示しません。
17年の世界審査では「地域の地質遺産と自然遺産、文化遺産との関連を明示するための具体的な取り組みを実践すること」「パートシナーシップ戦略を構築すること」「他の世界ジオパークとのネットワーク強化」など9項目の指摘を受けました。
現地調査の日程は下記の通り。
18日 | 午前 | 韮山反射炉 |
午後 | ジオリアでのヒアリング | |
19日 | 午前 | 菊地会長(伊豆市長) |
午後 | こがねすと、堂ヶ島 | |
20日 | 午前 | 石廊崎オーシャンパーク |
午後 | 湯ヶ島、浄蓮の滝、あまじお | |
21日 | 午前 | ジオリアでのヒアリング |
(注)
以上