2020.03.30
車いすやガイド案内で滝を望むことが可能になりました。
伊豆市が浄蓮の滝上部に建設を進めていた展望デッキ観瀑台が竣工しました。これまでは滝を望むためには遊歩道をたどらなければなりませんでしたが、車いすでもデッキから見ることができるようになりました。 また、伊豆半島ジオガイド協会はデッキでのガイド説明も準備しています。
展望デッキは、滝上部の駐車場横の斜面に、小口径のスチールピンを斜めに打ち込むピンファウンデーション工法によって整備したもので、森林管理署の許可を得て滝までの視界を遮る樹木を伐採しました。74.9 ㎡のデッキに、案内看板、解説看板、ベンチ、誘導サインを各1基設置。うち、解説看板については、伊豆半島ジオパーク推進協議会の専任研究員がデザインを提供しました。
デッキは駐車場とほとんど高低差がありません。従来は階段状の遊歩道を数十m 降りないと、滝を見ることができなかったので、車いすや足の不自由な方でも簡単に滝を望むことができるようになりました。
完成に合わせて、ガイド協会も展望デッキで15分程度のガイド案内を行えるような態勢を整えました。1グループ (10 人まで、1,000 円 で、同協会 (0558 74 5423) への事前申し込みが必要となります。
以上