2019.10.10
ブースで「伊豆の塩」をアピール
ロゴ入りバスタオルも-秋巡業ジオパーク場所 |
伊豆半島ジオパーク推進協議会は13日に天城ドーム(伊豆市上船原)で開催される大相撲秋巡業ジオパーク伊豆場所に、「伊豆の塩」をテーマにブース出展し、伊豆各地で生産されている塩をアピールします。また、横綱との記念撮影の時間を利用して、ロゴマーク入りのバスタオルを日本相撲協会に進呈します。
秋巡業の運営会社は今年5月、当推進協に「場所名にジオパークの名称を使いたい」と申し入れてきました。推進協でも、4000人近くの観戦者が見込まれ、伊豆の産物やジオパークの啓発普及効果が大きいと判断、「協力」という形で積極的に関わることにしました。地方巡業でジオパークの名称が使われるのは初めて。
具体的には、力士の使う塩について、8月に「秋巡業で使う塩をみんなでつくろう」と呼び掛けて、小学生による塩づくりイベントを2カ所で開催。さらにイベントで賄えきれない分については、東方は相模湾と温泉水、西方は駿河湾の海水を煮詰めた塩を調達して提供します。
また、推進協の応援会員でもある社会福祉法人春風会の福祉作業所・プラム(伊豆市月ヶ瀬)は、当ジオパークのロゴを刺繍したバスタオルを制作しました。プラムはジオポロシャツの刺繍を請け負っています。当初、推進協は、秋巡業に参加する力士にジオポロシャツを着用してもらうことを提案しましたが、相撲界には「力士は裸が正装」とのルールがあることから断念。代わりにバスタオルを進呈することになりました。
塩づくりやバスタオルづくりなど一連の秋巡業関連イベントを通じて、地域の製塩事業者や小学生、入所者の張り合いを高めることができました。当日は天城ドームで、これらの関係者と横綱との記念撮影が実現することとなりました。また出展ブースでは、伊豆半島8カ所の製塩事業者の協力を得て、塩を販売することにしています。
【取材参考】
横綱との記念撮影は13時半すぎになる見込みです。
秋巡業取材を希望する報道機関は事前に日本相撲協会(代表)03-3623-5111から広報部にお申し込みください。
以上