2019.09.26
イルカ漁、コメントする立場にない
再認定への影響は不明-菊池推進協会長 |
伊豆半島ジオパーク推進協議会の菊地豊会長(伊豆市長)は26日、伊東漁協がイルカ漁を再開する方針を明らかにしたことについて「推進協として、コメントする立場にない」との見解を発表しました。世界ジオパーク再認定への影響についても「分からない」と述べました。
イルカ漁に関しては、伊豆半島ジオパークが2015年に世界ジオパークネットワーク(GGN)への加盟を申請した際、イルカ追い込み漁のことが保留の一因になりました。しかし、これは同年11月に、ジオパークがユネスコの正式事業になる前のことであり、ユネスコ事業となってからは何の指摘もなく、今日に至っています。
会長見解は次の通り。
伊豆半島ジオパーク推進協議会としては、イルカ漁に関しコメントする立場にない。
ユネスコ世界ジオパークの再認定にどのような影響が出るかは分からない。
(過去の経緯) 伊豆半島ジオパークが2015年に世界ジオパークネットワーク(GGN)への加盟を申請し、保留となった際、当時のマッキーバー氏から「イルカ追い込み漁」のことを指摘された。しかし、これは同年11月に、ジオパークがユネスコの正式事業になる前のことであり、ユネスコ事業となってからは何の指摘もなく、今日に至っている。2017年の現地審査でも、審査員からイルカ漁のことは指摘されなかった。
(対応) 伊東漁協のイルカ漁は日本国内の法令に従って行われるものと理解しているので、推進協としてコメントする立場にない。 |
以上