2016.12.27
伊豆半島ジオパークミュージアム「ジオリア」の入館者数が27日、1万人に達しました。1万人目となったのは、東京都の中学生、M君(13)。ジオリアの鈴木伸二館長から記念品が贈られました。
M君は母、祖父とともに1泊2日の予定で伊豆を訪れていました。ジオリアの印象については「伊豆半島の成り立ちを知ることができて面白かった。1万人目となったことにびっくりした」と述べました。
今年4月2日にオープンしたジオリアは初年度の来館者の目標を1万人に設定していましたので、3カ月早く達成したことになります。月別の入館者数をみると、オープン直後の4月が最も多く2,026人。次いで、ジオパーク全国大会参加者や伊豆総合高校生の団体見学があった10月に1413人を記録しました。ほぼ毎月、700人台から1400人台で推移し、1日当たり入館者数は平均45人。団体入館者は全体の約2割(1904人)を占め、このうち小中高校生の見学はのべ16校、約 700人でした。
この間、ジオリアでは「石ころ標本づくり」(8月11日)、「海藻でクリスマスカードをつくろう」(12月10日)などのイベントを開催。今後は、市町教育委員会などを通じて、教育目的での活用を働き掛けていく方針です。
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