伊東市史別編「伊東の自然と災害」が刊行されました

2013.05.01

相模灘にせり出したたいらな大地。伊東市は伊豆半島の中でももっとも新しい大地のひとつです。

約15万年前から活動をはじめた伊豆東部火山群は、伊東市をはじめとする伊豆半島東部に、風光明媚な景色とともに温泉などのたくさんの恵みをもたらしています。

伊東市史編さん委員会から、伊東の地形の成り立ちやその上に暮らす動植物の様子、美しくも厳しい自然とたたかってきた人々の歴史をまとめた「伊東市史別編　伊東の自然と災害」が刊行されました。

本書は、伊東市の自然環境の概要を説明し、あわせて、市民が過去に経験したさまざまな災害を通史として読むことができるように編集されています。伊東市域の 地形の成り立ちや特徴的な動植物の広がり方などをカラーページで解説し、後半では市民が経験してきた災害の歴史を古代から近・現代まで通読できる図書に なっています。また、刊末には災害史年表も付録され、伊東市民が経験した災害のデータベースとしても活用できます。

• 書名：『伊東の自然と災害　伊東市史 別編』 （B-5判、436頁）
• 頒布価格：2000円（税込）
• 入手方法：伊東市内書店、または伊東市役所内担当課（教育委員会生涯学習課）へお申込みください。

目次や入手方法についての詳細は、伊東市webサイト内の案内をご覧ください。

・伊東市webサイト：『伊東市史』刊行物の御案内（外部サイト）

なお、「伊東の自然と災害」のおまけについてくる「しおり」は、伊豆半島ジオパーク推進協議会事務局（伊東市役所4階）のカウンターでも配布しています。ご自由にお持ちください。（配布は終了しました）