2022.07.15
道の駅天城越え(昭和の森会館)は施設内に設けていた伊豆半島ジオパーク天城ビジターセンター(VC)をリニューアルし、7 月 18 日から一般公開します。展示にあたっては、一般社団法人美しい伊豆創造センタージオパーク推進部(ジオ部)が協力し、天城峠にまつわる文学を前面に打ち出す展示に一新します。
これまでの天城 VC は昭和の森の売店横に設けられていて床面積(約 11 平方メートル)と手狭なこともあり、大規模な展示替えをすることがほとんど不可能でした。このため道の駅天城越えは VCを近代文学館横(床面積 約 46 平方メートル)に移設することを決め、今年 2 月以降、地元のジオガイドも含め展示内容の検討を重ねてきました。
新しい VC のコンセプトは「天城のジオと文学―峠を歩く、峠を描く」。湯ヶ島がかつて、井上靖や川端康成など文豪に愛された地域であることから、天城峠を舞台にした作品の背景を紹介します。また、長泉町井上靖文学館の協力も得ました。ジオ部においても 14 枚の展示パネルを提供しました。これは伊豆各地 15 ヶ所の VC の中でも最多の提供枚数となります。
ジオ部では、天城 VC を訪れた観光客に天城の魅力を知ってもらうとともに、学校での郷土学習にも活用してもらうことを期待しています。
ジオ部では天城 VC のリニューアルを記念して、近く、新展示の説明会を開くことにしています。
決まり次第、お知らせします。