清流・柿田川の環境を次世代へ 11月13日に連携イベント－推進協、静ガス

2021.10.26

伊豆半島ジオパーク推進協議会は11月13日に柿田川(清水町)で、水辺の環境保全を考えるイベント「柿田川共和国　ガイドツアー(おやつ付き)」を開きます。柿田川は湧水で知られるジオサイトですが、近年は外来種駆除に苦慮しています。地元のジオガイドの説明を聞きながら、実際に現地を見て回ることを通じて、豊かな環境を次世代に引き継いでいく在り方を探ります。

柿田川は、富士山周辺に降った雨水や雪解け水が三島溶岩のすき間を通り抜けて湧き出したもので、湧水群は環境省の名水百選になっています。水中花のミシマバイカモが咲き、カワセミ、カワトンボが生息するなど豊かな水辺環境が保たれています。近年は外来種のオオカワヂシャの被害に直面しています。

この環境イベントは、当推進協と静岡ガスグループとの連携事業。当日は、午前10時から、静岡ガスエネリアショールーム柿田川(清水町玉川、サントムーン内)で、湧水のメカニズムや豊かな生態、環境を保全する取り組みについて話を聞きます。その後、柿田川公園に出て、ジオガイドの説明を聞きながら、実際にオオカワヂシャを見ながらその影響と対策、水生生物の生態を学びます。正午解散を予定しています。

参加費は1人、500円。定員15人。参加を希望する方は推進協ウェブサイトの静ガス連携ページ( https://izugeopark.org/shizgas/ )からお申し込みください。お問い合わせは推進協(0558-72-0520)まで。

以上