2021.03.17
伊豆半島ジオパーク推進協議会は 2011 年に発足し、今年で 10 年を迎えます。
翌年 9 月に伊豆半島は日本ジオパークに認定され、その後 2018 年にはユネスコ世界ジオパークになりました。
ジオパークとは大地が育んだ貴重な資産をもつ地域が、それらの保全と活用によって経済的にも文化的にも発展し、結果として持続可能でより良い地域となるための活動のことです。
このような地域を実現するために協議会では次のような方針を立て、これまで活動してきました。
①住む人自身が伊豆半島での暮らしを楽しみ、伊豆半島に誇りを持つ「伊豆人」をはぐくむこと。
②ジオサイトの研究を進め、自然の恵みとそこから生まれた文化を保護し、保全すること。
③起こりうる自然災害についての理解を進め、災害とともに生きる知恵や文化を後世につなげること。
④これらの資源を訪れる人誰もが楽しめる、住みやすくまた訪れて良い環境を作ること。
⑤地域や他地域のジオパークとの連携などにより、これらの活動を支える基盤をしっかり用意すること。
こうした基本方針をもとにこれまで運営してきた伊豆半島ジオパークですが、このたび協議会ではこれからの未来のために、地域のみなさんの思いを反映させながら伊豆半島ジオパークの基本計画を作り直しています。
未来の伊豆半島ジオパークは、どんな場所になっているでしょう?
私たちの住む地域を作っていくのは私たち自身。
すでにワークショップなどでみなさまからの声を集めておりますが、より多くの方の思いを反映させたく、引き続きみなさまからの声を募集します。
伊豆半島のこれからの保全、教育、防災、地域振興、ツーリズム、SDGsその他について、こうしたい、こうありたい、という声をお寄せください。
応募は4月末日まで受け付けております。
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