2017.06.28
ユネスコ世界ジオパーク認定に向けた伊豆半島ジオパークの現地審査の行程が固まりました。審査初日の7月25日に伊豆半島ジオパークミュージアム「ジオリア」からスタート。27日までの3日間かけて、伊豆半島を反時計回りに移動しながら、大室山(伊東市)、堂ヶ島(西伊豆町)など16カ所を視察します。リハーサルを経て最終決定します。
審査員は、アジア太平洋ジオパークネットワーク(APGN)コーディネーターのイブラヒム・コモー氏(マレーシア)と、ハツェグ・カントリー・恐竜ジオパークの地質学者、アレクサンドル・アンドラサヌ氏(ルーマニア)の2人。
行程の検討にあたっては、二年前の現地審査の行程を踏襲しつつ、「火山弧同士が現在進行形で衝突している珍しい場所」という地質の国際的価値をアピールすることに重点を置きました。その結果、丹那断層(断層公園、火雷神社)を審査先に加えました。また南伊豆町と伊東市の各ビジターセンターを訪問します。
【審査行程】○はジオサイト内
24日午後
伊豆半島入り
25日午前
ジオリア、○わさび沢(伊豆市)
午後
○堂ヶ島、○一色枕状溶岩(西伊豆町)
26日午前
○松崎町歩き(松崎町)、○子浦、南伊豆町VC(南伊豆町)
午後
鍋田浜、○下田市街地(下田市)、伊豆急ジオトレイン
27日午前
○大室山、○城ヶ崎海岸、ジオテラス伊東(伊東市)
午後
○玄岳、○断層公園、○火雷神社(函南町)、夕食会(熱海市)
28日午前
離日
以上