2016.02.23
伊豆半島ジオパーク推進協議会は今年度のジオガイド認定試験の結果について、20 人を「合格」、15 人を「条件付き合格」と判定し、23 日、受講生に通知しました。条件付き合格者は 3 月初めの補講を受ければ合格となるので、新たに 35 人のジオガイドが誕生する見込み。うち 2 人は通訳案内士(英語)の資格を持っており、外国人ツアーに弾みがつくことが期待されます。
ジオガイド認定制度は平成 23 年度にスタートしました。これまでに 144 人のジオガイドが認定されており、今年度の 35 人を加えると 179 人に達することになります。また通訳案内士がジオガイドに認定されるのは初めて。
今年度の認定試験は 2 月 1 日から 16 日まで 9 回にわたって実施。今年度の養成講座修了者38 人と前年度の修了者 7 人の計 45 人が受験し、審査員 3 人が採点しました。
その結果、20 人が「基礎的知識、ガイド術とも優秀」と判断されて合格。次いで 15 人が「補講が必要」という条件付き合格となりました。今回、合格しなかった人は 10 人。うち 6 人を次回の認定試験を受けられる「保留」、4 人を今回で受験資格を失う「不合格」と判定しました(下表)。
「合格」「条件付き合格」となった 35 人をみると、男性 15 人、女性 20 人。市町別では、伊東市が最も多く 8 人、次いで伊豆市 7 人、三島市 4 人となりました。
【参考】
判定 | 判断 | 人数 |
合格 | 基礎的知識、ガイド術とも優秀 | 20 人 |
条件付き合格 | 基礎的知識、ガイド術が十分とは認められず補講が必要 | 15 人 |
保留 | 基礎的知識、ガイド術に不安。次回認定試験の受験資格あり※ | 6 人 |
不合格 | 基礎的知識、ガイド術に不安。次回認定試験の受験資格なし※ | 4 人 |
※2 回の認定試験で合格しないと受験資格を失います。
年度別認定ジオガイドの人数
23 年度 | 36 人 |
24 年度 | 37 人 |
25 年度 | 44 人 |
26 年度 | 27 人 |
以上