2025.07.16
美しい伊豆創造センター(会長:菊地豊)が助言・指導を行っている、県立韮山高等学校(校長 三枝美保子;以下、韮山高校)と県立松崎高等学校(校長 矢野あおい;以下、松崎高校)の共同研究が、本年5月に千葉県の幕張メッセで開催された日本地球惑星科学連合2025年大会(JpGU2025)の高校生ポスター発表セッションにおいて、奨励賞を受賞しました(発表件数127件のうち、最優秀賞1件、優秀賞3件、奨励賞22件)。
発表タイトルは、「西伊豆・南伊豆のオオシマザクラに含まれるクマリン含量について」。韮山高校と松崎高校では、松崎町や南伊豆町などで生産が盛んな桜葉漬けを対象に、原料となるオオシマザクラの生育環境や桜葉漬けの製造過程と香り成分の関係について調査・研究をおこないました。
日本地球惑星科学連合(以下、JpGU)で韮山高校が受賞するのは2021年の最優秀賞、奨励賞2件(うち1件は県立下田高等学校との共同研究)以来、4年ぶり4件目。松崎高校は初めての受賞です。
JpGUでは、高校生が気象、地震、地球環境、地質、太陽系などの地球惑星科学分野で行った学習・研究活動をポスター形式で発表する「高校生によるポスター発表」を開催しており、地球惑星科学分野の第一線の研究者と一緒に発表し、議論できる機会を設けています。
≪JpGU2025高校生ポスター結果発表≫
https://www.jpgu.org/meeting_j2025/files/JpGU2025_HSposter_award.pdf