2018.12.05
12月2日、「文化遺産と大地」テーマに「伊豆半島世界ジオパーク認定記念シンポジウム」を開催しました。
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・伊豆半島世界ジオパーク認定記念シンポジウム開催概要
会場前には、伊豆半島のおいしいものが広場に集まりました。
お弁当や餃子やコロッケ、柚子大福、お土産屋さんなどなど。ジオリアミュージアムショップも出張しました。
ロビーには前日の第6回日本ジオパーク中部ブロック大会で参加者が作った文学×ジオポスターと、「伊豆マンダラ」を展示しました。
「伊豆マンダラ」に描かれた神々と大地の関係を阿部美香さん(昭和女子大学非常勤講師)に解説していただきました。
シンポジウム基調講演では、ユネスコ国内委員会広報大使でもあるかたりすとの平野啓子さんが、これまで様々な文学の題材として取り上げられてきた伊豆半島各地を、映像と作品の朗読とともに紹介しました。
特別公演では世界ジオパークの審査員も務めるスペインのパブロ・リバス・パロモ氏が、世界のジオパークでどう文化とジオパークが結びついているかを魅力的な事例とともに紹介しました。
続くトークセッションでは「ジオパーク~郷土の文化遺産と大地の融合」をテーマとして、伊豆の自然と文化のつながり、その楽しみ方について会場のみなさんとともに考えました。
そのものに対する知識がその付加価値となること、自らの特性をひとつの価値として大切に育み、他者が持つ違いをひとつの価値として尊重する新しい世界のかたちを感じました。