2015.01.22
SPAC演劇「グスコーブドリの伝記」の上演は終了いたしました。
皆さん、宮沢賢治が地質学者でもあったこと、ご存知ですか?
宮沢賢治作品を読むと、火山や岩石に造詣が深いことがよくわかります。
そんな中でも、木こりの息子ブドリが主人公の「グスコーブドリの伝記」は大変人気のある作品。
これを等身大人形を使った舞台演劇として上演中なのが、SPAC(静岡県舞台芸術センター)です。
山崎ナオコーラさんの脚本で、初日から満員御礼だそうです。
SPACは、専用の劇場や稽古場を拠点として、俳優、舞台技術・制作スタッフが活動を行う日本で初めての公立文化事業集団。
ギリシアやロシア、フランスなど海外でも高い評価を得ています。
「グスコーブドリの伝記」は火山災害がテーマになっています。
「人間は自然とどう向き合うべきか」という難問を身をもって体験する主人公を描く、賢治の人生が反映された作品です。
なぜ、いま「グスコーブドリの伝記」か。
演出家である宮城聰総監督の思考は、ジオパークの理念にも通じるものがあります。
1月24日(土)の公演後には、そんな宮城聰総監督と伊豆半島ジオパークの学術顧問であり、火山学者の小山真人静岡大学教授とのアフタートークもあります。
SPACの「グスコーブドリの伝記」はこちらをチェック!
2月1日(日)までの公演。お近くの方は、是非この機会に足を運んでみてください!