伊豆半島ジオパークIzu Peninsula UNESCO Global Geopark

伊豆半島ジオパーク プレスリリース

DailyReport5

2015.06.11

伊豆半島ジオパーク現地審査
DailyReport⑤(6 月 11 日)

現地審査最終日の概要をお知らせします。

 

伊豆総合高校自然科学部の発表(8:30~8:50)

ジオパークに関する学習・地域での啓発活動が評価され、県立高校で初のユネスコスクールへの加盟が認められた伊豆総合高校の自然科学部から大木雄一朗(おおき・ゆういちろう)部長が審査員の宿泊先(伊豆市落合楼)を訪ね、パネルやリーフレットを使って説明した。同校は自校での学習に加え、小学生や地域への出前講座を行っており、小学生でもジオパークを理解しやすいようにイラストや写真を多用したリーフレットや、カルタや双六などの遊びを通じて伊豆半島の成り立ちを学んでもらうなど、工夫を凝らした活動を紹介した。

審査員は、実際にカルタや双六を体験するとともに、「カルタの質問はいくつあるのか」「どのくらいの学校でジオパークの学習をしているのか」などと質問した。大木部長は、「カルタの質問は現在 69」「伊豆総合高校や松崎高校はジオパークに特化した取り組みをしている。そのほか、ほとんどの小中学校で総合学習等にジオパークに関するメニューを取り上げている」と説明した。また、審査員はカルタに数多く取り上げられている、各地域の「ゆるきゃら」に興味を示した。

 

筏場新田(9:40~10:15)

審査員は長靴に履き替えて、わさび農家の山口雅之(やまぐち・まさゆき)さんの案内でわさび田を見て回った。山口さんが「上流の軽石層からここのわさび田に流れ出す湧水は年間を通して温度も水量も一定している。わさび栽培には最適であり、品質は全国一である」と、ジオの恵みであることを強調。審査員は山口さんの手ほどきで、実際にわさびを引き抜く体験をした。

シャフィーア審査員は「何か肥料をやっているのか。なぜ一定の水が流れるのか」と質問。山口さんが「必要なものは水と太陽だけ。山が水を貯めているので、台風が来ても雨が降らなくても水量は一定である」と答えると、驚いていた。ジン審査員は「昨日、河津七滝の湧水を飲んだ。ここの水はわさびの風味がするに違いない」と冗談を言い、周囲は爆笑していた。

 

城ヶ崎海岸(14:25~15:15)

審査員はジオガイド・山口康裕(やまぐち・やすひろ)さんの案内で、門脇灯台、つり橋を歩いた。山口さんは一帯の柱状節理の断崖が大室山などの溶岩によって形成されたこと、照葉樹林のすばらしさを説明。灯台から望める伊豆大島については、二年前の土砂災害で伊豆半島ジオパークから技術支援を行ったことを紹介し、「地方自治体は防災面でもっと力を入れなければならないと思っている」と強調した。

シャフィーア審査員は「岩石のことだけでなく、植物、昆虫のことまでよく知っている」と驚いていた。山口さんは審査直前に腰を痛めており、この日は杖をつきながらの案内となった。周囲は灯台に登ることを気遣ったが、山口さんは「どうしても灯台の上で話したいことがある」と無理を押して急な階段を登った。審査員も一生懸命に説明する姿に心を打たれたようで、審査が終わったときは審査員や同行者から期せずして拍手が起きた。

 

伊東 VC(15:25~16:10)

ジオガイドの田畑朝惠(たばた・あさえ)さんが館内を案内した。八幡野小学校の児童が VC を訪れており、ジオガイドの岡田素子(おかだ・もとこ)さんが、コーラ、寿司酢、重層など身の回りの物を使った「キッチン火山」の実験をしているところを興味深く視察した。

入り口には鈴木由美子(すずき・ゆみこ)さんが創作した、城ヶ崎海岸と大室山を表わしたジオ生け花が飾られていた。

以上

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