2016.05.12
伊豆半島ジオパーク推進協議会の佃弘巳会長(伊東市長)は 12 日の総会で、辞意を表明、承認されました。後任には、菊地豊伊豆市長が互選されました。任期は佃会長の残任期間である来年 3 月末までとなります。副会長、監事ら他の役員は続投します。
佃会長は 2011 年 3 月末の推進協議会設立とともに会長に就任しました。会長任期は 2 年であり、3 期目途中での退任となります。
菊地新会長は「ユネスコ世界ジオパーク加盟は、皆さまの相当強い意思がなければ難しい」とあいさつ、会員の結束と支援を訴えました。
このほか総会で承認された主な案件は次の通り。
学術部会の設置
学術部会設置要綱を承認しました。学術部会は地球科学などの学識経験者で構成。専門家の立場からジオパーク活動に助言するとともに、世界加盟申請に向けて、地質の国際的価値をレビューします。
台湾・野柳地質公園との友好協定締結について
フィリピン海プレートの境界に位置するという共通点を持つ野柳地質公園との友好協定締結に向けて取り組む方針が了承されました。ただ、中台関係など国際政治に絡む恐れもあることから、他の海外のジオパークとの連携も視野に入れつつ、慎重に対応することになります。
ジオリア管理運営計画=原案通り承認
平成 27 年度事業報告、収支決算報告=原案通り承認
平成 28 年度事業計画、収支予算=原案通り承認
以上