2014.12.25
伊豆半島の景色を集めてパソコンのデスクトップ用壁紙を作りました!2種類の縦横比を用意しましたのでお使いのディスプレイにあわせてお使いください。
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はさみ石(東伊豆町)
東伊豆町のトモロ岬の近くにある「はさみ石」。浸食に耐えた天城山の溶岩が2m近い大岩を「はさんだ」不思議な光景を作り出しています。現在、歩いてはさみ石まで行くことはできませんが、稲取温泉観光合同会社のクルーズツアーで見に行くことができます。
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箱根西麓三島野菜のふるさと(三島市)
三島市や田方平野の東には箱根火山や多賀火山といった大型の複製火山の裾野が広がっています。火山灰まじりの柔らかい土がある日当たりの良い斜面ではさまざまな野菜や果物が、パッチワーク状に広がる畑で栽培されています。写真には富士山やその手前の愛鷹火山、駿河湾も写っています。
しおかつお(西伊豆町)
西伊豆町田子はかつては多くのカツオが水揚げされ栄えた港町です。現在でも、カツオ加工が盛んでかつおぶし(田子節)でも有名です。「しおかつお」は田子で古くから作られている伝統的な保存食で、カツオを丸ごと塩漬けにしてから乾燥させたものです。縁起物で「正月魚(しょうがつうお)」と呼ばれることもあります。
城ヶ崎海岸(伊東市)
4000年の大室山の噴火で流れ出した溶岩の一部が相模灘に流れ込み、荒々しい岩石海岸を作りあげました。
滑沢渓谷(伊豆市)
伊豆東部火山群のひとつ、滑沢火山の溶岩流の上を流れる渓谷。小さな渓谷ですが、水流によって磨き上げられた溶岩と水の流れが美しい渓谷美を作り上げています。
河津七滝ループ橋(河津町)
伊豆半島中央部を南北に走る国道414号。険しい山間部を通るこの道はかつては山に沿ってつづら折れに通っていましたが、1978年の伊豆大島近海地震によるがけ崩れで大きな被害を受けました。その後、がけ崩れを迂回しながら急峻な山を通過するために、このループ橋か作られました(1981年完成)。
黄金崎(西伊豆町)
「平滑な一枚の黄金の板のように見える」と三島由紀夫が著書「獣の戯れ」の中で描写した黄金崎。火山の熱によってもたらされた熱水変質によってできた黄鉄鉱などの鉱物が、岩肌を染め上げました。夕焼けどきには、夕陽がこの岩にあたりひときわ美しく輝きます。
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狩野川と水晶山と城山(伊豆の国市)
火山の地下には地下深くからマグマが通ってくるマグマの通り道があります。このマグマの通り道が地殻変動などで隆起して地表に姿を現したものを「火山の根」と呼んでいます。特異な岩山の風景が訪れる者の目を引く城山や水晶山は、こうした「火山の根」のひとつです。
北江間横穴群(伊豆の国市)
北江間横穴群(国指定史跡)は、海底にたまった火山灰の地層に掘られた7世紀ころの横穴墓です。狩野川の左岸側(西側)では、海底にたまった火山灰の地層の中に横穴墓が多く見つかっています。
旭滝(伊豆市)
この滝はまるで石垣を積み上げたような姿をしていますが、もちろん石垣ではありません。地中に貫入したマグマが冷える時にできた柱状節理がこの滝で見えているのです。柱が横倒しになっているのは、横方向からマグマが冷却されたためです。
約3200年前に起きた、伊豆東部火山群の中でも最大規模の噴火のなごりです。周辺には、この噴火の最後に流れ出した溶岩の巨礫が転がる火口の周辺には、ブナの原生林が広がります。
伊豆西南海岸(南伊豆町)
伊豆半島の南〜西海岸には、伊豆が海底火山だった頃の地層が広く分布しています。こうした海底火山のなごりは、名勝「伊豆西南海岸」として、手付かずの海岸の風景を作り上げています。
伊豆山神社末社 白山神社(熱海市)
走り湯から階段800段以上の参道をのぼると伊豆山神社につきます。さらにそこから裏手の山をのぼっていくと、そこに巨石とともに鎮座するのが白山神社です。
爪木崎俵磯の柱状節理(下田市)
爪木崎の海水浴場から灯台の立つ岬を越えると、そこが俵磯です。海底火山時代の地層の中に、見事な柱状節理がみられます。この柱状節理、ときどき「縁取り」のような模様ができていることがあります。どうやってできたんだろう?
割狐塚稲荷神社(長泉町)
神社の建つ小さな丘にはこつごつした岩の割れ目に沿ってたくさんの赤い鳥居が置かれています。この岩は約1万年前に富士山から流れてきた溶岩で、神社はこの溶岩にできた「溶岩塚」の上に建っています。
柿崎弁天島(下田市)
幕末には黒船への渡航を企てた吉田松陰が身をひそめた柿崎弁天島。白い美しい縞模様の地層は、海底火山から噴出した火山灰や軽石が海流の影響を受けながら降り積もった「斜交層理」です。
スカシユリ
海岸の岩場に咲く山野草です。夏場に険しい崖に咲くは黄色い花がとても印象的です。
白浜海岸の砂紋(下田市)
堂ヶ島海岸などで見られる斜交層理などの複雑な堆積構造。もちろん現在の海でも同じような模様が作られています。
柿田川(清水町)
約1万年前の富士山の溶岩からの湧水。三島市~清水町にかけてはたくさんの湧水がありますが、柿田川はその中でも最大規模の遊水地です。
堂ヶ島天窓洞(西伊豆町)
波がうちつける海岸では、地層の弱い部分が選択的に削られていき、海食洞と呼ばれるトンネルができます。こうしたトンネルが大きくなると天井が崩れて天窓ができることがあります。堂ヶ島の天窓洞は遊覧船で中に入ることができる海食洞です。
びゅうお(沼津市)
沿岸地域にたくさんの恵みをもたらす駿河湾はフィリピン海プレートが本州の下に沈みこむプレート境界の海でもあります。こうした場所で起こる巨大地震や津波に備え、さまざまな防災対応がとられています。びゅうおは沼津港を津波から守る堤防。展望台に上ることもできます。
かわかんじょう(伊豆の国市)
古くからの暴れ川だった狩野川の氾濫を鎮め、川の犠牲者を弔う「かわかんじょう」。毎年8月1日に伊豆の国市の神島地区で行われるこの行事では、川に浮かべたたいまつを曳く若い衆と橋の上の子どもたちが「う、う、うわはい」と掛け合いをします。
三島夏まつり(三島市)
毎年8月15-17日に行われる三島夏まつり。三嶋大社を中心として多くの人で賑わいます。お祭りを盛り上げるのは「しゃぎり」。各町内会の山車のうえで演奏されるにぎやかなお囃子が街中に響き渡ります。
河津七滝 ヘビ滝(河津町)
登り尾南火山の溶岩を深く削り込んで流れる河津川。河津七滝の遊歩道ではたくさんの滝が次々に現れます。溶岩には、溶岩が冷えて収縮するときにできた柱状節理が無数にあり、ヘビ滝では柱状節理の断面がまるでヘビのうろこのよう。
大瀬崎(沼津市)
駿河湾の海流が土砂を運んで作りだした砂嘴(さし)と呼ばれる地形。大瀬崎の砂嘴に守られた港は波も穏やかでダイビングスポットとしても有名。
入間千畳敷の地層(南伊豆町)
数100万年前に海底に降りつもった火山灰や軽石の地層は、その後の火山活動や伊豆と本州の衝突などによって複雑に変形し、南伊豆や西伊豆の風景にアクセントを与えています。
枯野公園(西伊豆町)
多くの人で賑わう堂ヶ島の少し南にある入り江。海底火山がつくりだした美しい地層に囲まれた静かな小さいビーチが枯野公園です。まわりには良く整備された遊歩道もあり、短い散策で海底火山のさまざまななごりを見て回れます。
月夜の大室山(伊東市)
約4000年前の噴火でできた大室山。そのふもとにあるさくらの里からの月夜です。
修禅寺 奥の院(伊豆市)
若き弘法大師が修業をしたと言われる修善寺奥の院。弘法大師が魑魅魍魎を封じたという降魔壇には、板状節理が発達した達磨山の溶岩が覆いかぶさるように露出しています。
八丁池(伊豆市)
天城山の上にある湖。かつては天城火山の火口湖と言われていましたが、近年の調査により断層のずれによってできた断層湖であることがわかりました。
中木(南伊豆町)
中木の港の西側に迫る断崖は、かつての海底火山の地下にあった「火山の根」。伊豆と本州の衝突にともなって隆起し、まわりに堆積していた柔らかい地層が削り取られて地上に姿をあらわしました。神殿の柱のような柱状節理が見事。
千畳敷(南伊豆町)
南伊豆の入間から歩いて約40分。三ツ石岬の下にある千畳敷には、海底火山の地層が織りなすダイナミックな景色が一面に広がります。無数の岩脈(マグマが上昇した痕跡)が白い火山灰の地層を断ち切っている様子からはかつての激しい火山活動が想像できます。
城ヶ崎 富戸(伊東市)
4000年前の大室山噴火で流れ出した溶岩の一部は海に流れ込んで城ヶ崎海岸を作りだしました。「富戸ホール」と呼ばれるこの場所は、大室山の溶岩が複雑に折り重なり作られました。海のコンディションが良ければダイビングやスノーケリングで行くことができるとっておきのスポットです。
巣雲山(伊東市)
伊豆スカイラインの亀石峠ICと冷川ICの間で見られる縞々模様は、約13万年前に噴火した伊豆東部火山群のひとつ「巣雲山」の噴火で降り積もったスコリアの地層です。