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2026年2月28日(土)

環境

「伊豆の桜とお祝いごはんづくり」

当日レポート

場所
静岡ガス エネリアショールーム柿田川
2026年のジオぱくのテーマは「山」。初回となる今回は、伊豆の山々に咲き、春の訪れを告げる「桜」を取り上げ開催しました。会場は静岡ガスエネリアショールーム柿田川。桜について学ぶ「学びのパート」と、「春のお祝いごはん」を作って味わう「食のパート」の二部構成で実施しました。

学びのパートでは、ふじのくに地球環境史ミュージアムの教授を講師に迎えました。実は、専門は魚類分類学とのことですが、「桜の奥深さに魅せられ研究題材になってしまった。伝えたいことがありすぎて、時間内に伝えきれるか…」と話されていた通り、熱意あふれる講座に、参加者の皆さんがどんどん引き込まれていきました。
桜には、自然環境で自生する「野生種」と複数の種を掛け合わせた「栽培種」があり、よく知られている「ソメイヨシノ」や「河津桜」は栽培種です。この野生種、栽培種を合わせて、日本には数百もの種類の桜があるそうです。一方、野生種は、伊豆大島に「オオシマザクラ」が自生しています。白い花と葉が同時に開くのが特徴で、爽やかな色合いを持つ桜です。この「オオシマザクラ」が、この日のキーポイント。というのも、このあと体験する「桜葉餅づくり」で使うのが、オオシマザクラの葉を漬けた「桜葉漬」だからです。伊豆・松崎町の特産品で、全国シェアの約70%を占めています。葉に毛がないこと、葉の香り成分が強いことが、桜葉餅に使われている理由だそうです。普段何気なく眺めていた桜ですが、“サクラ博士”の解説を通して新たな一面を知り、桜をより魅力的に感じられるようになりました。

食のパートでは、静岡ガスエネリアショールームのクッキングスタッフによる「春のお祝いごはんづくり」を体験しました。メニューは、黄飯(きめし)、菜の花のお吸い物、桜葉餅です。
「黄飯」は東伊豆町で祝いの席に食べられている郷土料理で、クチナシの実で色づけた鮮やかな黄色が特徴です。今回は、桃の節句にちなみ、伊豆の魚や野菜を添え、オレンジを使ったドレッシングで爽やかな味わいに仕上げるとともに、見た目も華やかに盛り付けました。スタッフが「春をお祝いする気持ちを込めて黄飯を飾ってくださいね」と呼びかけると、参加者の皆さんは思い思いに盛り付けを楽しんでいました。
さらに、先ほど学んだオオシマザクラの葉の香りを感じながら、桜葉餅づくりにも挑戦。黄色、ピンク、緑と、彩り豊かな「春のお祝いごはん」が完成し、みんなでそろってお昼にいただきました。

今後も、今年のテーマ「山」に沿って、学び×食のイベントを開催していきます。皆さまのご参加をお待ちしております。
   
夢中で桜を語る先生。客席とのやりとりも盛り上がりました。


クチナシでごはんが鮮やかな黄色に染まります。

                             
2種類の桜餅を作りました。

                             
春らしい、華やかなお膳が出来上がりました!

    
澄まし汁にも桜葉の香りがうつって、お祝い気分でいただきました。