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2024年7月15日(月・祝)
食
「はじめての伊豆半島ジオパーク、干物づくりにも挑戦!」
当日レポート
- 場所
- 静岡市駿河区
お話と体験の2部構成の『ジオぱく』。前回の体験では、船に乗って沼津市内浦湾のマアジの養殖現場を訪れましたが、今回は、真アジの干物づくりと、静岡と伊豆半島のコラボランチづくりを行いました。
夏休みイベントで朝からにぎやかなショールームでジオぱく開始。前半は、伊豆半島ジオパーク研究員の佐々木さんから、伊豆半島の成立ちについて地球のプレートを卵の殻になぞらえたお話を聞き、ジオガイドの朝倉さんからは、同じ駿河湾に面していながらも、伊豆半島と静岡では海岸や海底が異なり、その結果、それぞれの地形を活かした食や遊び方の文化が育ったことをおしえてもらいました。
後半は、エプロン姿に着替えて、まずは干物づくりに挑戦。この日のために50回以上の練習を重ねてきた朝倉さんから、包丁の握り方、エラや内臓の出し方、「沼津開き」と呼ばれる地元漁師さん直伝の開き方のレクチャーを受けたあと、一人一尾ずつ「開き」づくりを行いました。
開いたアジを塩漬け用の液に漬け込み、干し網で乾燥させている間に、クッキングスタジオ講師のもと、伊豆のアジの干物と清助どんこ、由比の桜エビを使ったまぜ寿司をつくりました。同じテーブルのメンバーと、協力しながら進めました。最新機能の付いたガスコンロは火加減を自動調整してご飯を炊き、アジの干物もスイッチ一つでグリルが完ぺきに焼き上げました。お楽しみの実食では、クッキングスタッフ手作りの寒天をつかったスイーツもふるまわれ、伊豆半島はテングサの名産地あることも紹介しました。この日作った干物は、持ち帰って、翌日の朝ごはんとして楽しんでいただきました。
伊豆半島の成り立ちと海のお話
干物開きのコツを教わりながら、包丁を入れます
開き方にもいろいろあるようです
50回も練習した朝倉さん、すでにプロの手さばき
伊豆と静岡の食材コラボランチ!
材料はこんな感じです
「干物が出来た!」朝ご飯を楽しみに持ち帰ります