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2023年6月3日(土)

「魚のこどものころってどんなかな」

当日レポート

場所
幼魚水族館・エネリアショールーム柿田川
ジオぱく 食の探検隊 海① 「魚のこどものころってどんなかな。~幼魚について学んだら、シラスを使って自分だけの幼魚パンを作ろう~」

今が漁期のシラス。シラスと言えば、カタクチイワシの幼魚。幼魚と言えば、昨年2022年にオープンした話題の幼魚水族館!今回のジオぱくは、静岡ガス エネリアショールーム 柿田川と同じサントムーン柿田川内にある幼魚水族館からスタートしました。

前半は、幼魚水族館の石垣さんに水族館を案内してもらいながら、幼魚たちの暮らしについて学びました。伊豆半島の漁港を再現した水槽には、なんと港で回収したごみがそのまま入っていて、幼魚たちが浮いたごみでさえも上手に使って隠れ家にしていること、まるで本物の枯葉のようにカムフラージュして水面に浮かんでいる魚がいることを、実際に幼魚を観察しながらおしえてもらいました。ウミガメの好物のクラゲと、海に浮かぶビニール袋がそっくりなため、間違って食べてしまうことがあることなど、石垣さんのガイドには驚きや発見がたくさんあり、また改めて考えさせられるものでした。子どもたちからは、たくさんの質問の声が上がり、保護者からは「詳しく説明をしていただきながら、見ることが出来てよかった。子どもたちが魚の違いなどに興味を持って見ていて、来てよかった」など、嬉しいお言葉をいただきました。

後半はシラスを使ったパン作り。静岡ガス エネリアショールーム柿田川のスタッフが作った数種類の幼魚パンをヒントに、水族館で見たお気に入りの幼魚の形を思い出しながらパンを成型しました。シラスとチーズを使った具材を、生地の中に入れたり、表面にあしらったりしながら、ミズクラゲ、ウツボ、カスザメにハコフグなど、かわいい幼魚パンが並びました。

焼けるまでの間は、シラスカナッペを試食。スタッフがアヒージョや、シラスバターにアレンジしてくれた伊豆半島東海岸の宇佐美から取り寄せたシラスをみんなでおいしくいただきました。クッキングスタジオ内に良い香りが広がり、オーブンを開けると、こんがり焼けたかわいい幼魚パンが現れました!最後に目を入れて完成した幼魚パンは、お持ち帰りいただきました。

今年のテーマは「海」。これからも伊豆の海にまつわるさまざまなトピックを取り上げながら美味しくて学びになるイベントを企画していきます。皆さまのご参加をスタッフ一同お待ちしております!

パッと見るだけではわからない幼魚の世界をおしえてもらいました

                             
「ごきげんようぎょ」ポーズで記念撮影

                             
どんな幼魚を作ろうかな?


シラスやチーズの具材を生地に詰めます

                             
焼きたての幼魚パン!最後に目を入れて完成!


幼魚パンとシラスカナッペでテーブルがにぎやかになりました