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2020年11月21日(土)
食
ジオぱく 食の探検隊 わさび①「葉っぱから根っこまで、まるごと味わう」
当日レポート
- 場所
- 静岡ガス エネリアショールーム柿田川
会場は大型ショッピングセンターのサントムーン柿田川にある静岡ガスのショールーム。鮮やかな黄緑色の「ジオぱく」のぼり旗を設置したイベントスペースに参加者のみなさんが続々と到着。いよいよ開始です。
前半はジオパークの朝日研究員による講義です。「伊豆でなぜ良質なわさびが採れるのか、知って、触れて、食べるともっとわさびが大好きになる」をキーワードに、伊豆半島の豊かな自然環境がいかにわさび栽培に適しているか身振り手振りを交えて熱弁。 みなさんも真剣なまなざしで耳を傾けていました。
午前11時、ややお腹もすいてくる時間に。料理教室に移動したみなさんの目の前に、採れたばかりの新鮮な葉付きわさびが並ぶと、小さな歓声があがりました。 ここで、進行役は静岡ガスの料理教室スタッフにバトンタッチ。伊豆の食材に詳しい和食の達人、猪爪さんを特別ゲストに迎えて、みなさんと「日本一のわさび丼」をつくりはじめました。
わさびの洗い方、皮のむき方、葉と根の付け根の切り方など、料理教室スタッフと猪爪さんがトリビアも交えて実演。「わさびをするコツは、やる気なく笑顔で」というびっくりするアドバイスも飛び出しました。 わさびをおろすたびに、さわやかな香りが会場中に広がります。わさびの葉や根を使った酢漬け、伊豆産の食材や調味料も使いながら、それぞれが思う「日本一」を目指しました。 実食では、前半の講義も振り返りながら、じっくり、わさびをまるごと味わっている様子が印象的でした。
その後も、地元野菜のわさびマヨネーズディップから、シメのわさびアイスクリームまで全11種類のわさび料理を堪能しました。「わさびに対する考えが変わりました」との声もあり、みなさんの笑顔に、スタッフ一同、ホッと胸をなでおろしました。
「ジオぱく」はこれからも、わさびの奥深い魅力を、みなさんと探していきます!